イタリア世界遺産ランキング一覧と地図

これ以上ないといっていいような水と調和した素晴らしい町並み。
干潟に建物を建てるため、大量の丸太の杭を打ち込みそれを建物の土台とした。
地中に丸太が乱立することから、「ヴェネツィアを逆さまにすると森ができる」と言われている。ムラーノ島はヴェネツィアングラスで有名な島で必見。
・丸太の杭　時間が経てば　沈下する　これが最大の　問題点なり
・ブラーノ島　レース編みが有名　漁師の島　自分の家を　ド派手な色彩
・職人を　ムラーノ島に集め　防ぐなり　ヴェネツィアングラスの　技術流出を　 (13世紀半ば)

(世界文化遺産1987年登録)

フィレンツェは屋根のない博物館」と称せられるくらい、街並み、建物、彫刻などの芸術牲優れている。フィレンツェの大聖堂は他のイタリアの都市の大聖堂と比べ派手さはないものの30分くらい見てても飽きがこないほど素晴らしい。
・この街は　ルネサンスの　発祥の地　街全体が　美術館なり
・フィレンツェ　メディチ家の下で　繁栄する　ルネサンスの中心地　芸術の街

(世界文化遺産1982年登録)

ローマ市街の地下には、より古い時代の遺跡が大量に埋まっており、掘りおこすには現在の遺跡や建物まで撤去しなけらばならなくなる。それゆえ、古代の遺跡は永遠に日の目を見ることがなく、また、街中にローマ帝国の栄華がいまだに残っていることからも「永遠の都」と呼ばれてる。
・カラカラ浴場　ローマ市民の　憩いの場　図書館もある　娯楽施設なり（217年建造）
・コロッセオ　楕円形で　四層構造　見世物として　剣士と猛獣の戦い　（コロッセオ・ティトゥス帝建築）

(世界文化遺産1980年登録)

東アルプスに位置する山の一帯。山岳景観と自然美は世界有数である。
・山々の　絶景を見ながら　ハイキング　ドロミテ街道　注目のエリア
・ドロミーティ　最も高い山　マルモラーダ（標高3343m）　岩壁を使い　ロッククライミング

(世界自然遺産2009年登録)

ローマにある面積・人口とも世界最小の独立国家で国土全域が世界遺産。カトリックの総本山。
ローマ法王のである居住地バチカン市国は東京ディズニーランドよりも狭い。
・教皇を　守っている　衛兵は　カトリック教徒の　スイス男性のみ
・バチカン　カトリック教会の　中心地　聖ペトロ　殉教の伝承あり

(世界文化遺産1994年登録)

古代ローマ時代（79年)べェスヴィオス火山の噴火により一夜にして埋没した街。
・火砕流　一瞬にして　街覆い　当時の繁栄　そのまま保存
・積もった灰　中からでてきた　壁画から　華麗な生活　心に浮かぶ
・灰の中　空洞見つけ　石膏流す　固まった姿　なんと人なり

(世界文化遺産1997年登録)

世界三大美港の１つで古代ギリシャによって創建された街。
今もまだ生きている言葉「ナポリを見て死ね」。
・この街で　生まれた料理　ピッツアなり　漁師料理から　イタリア料理に
・ナポリの街　風光明媚な　湾岸都市　大聖堂・教会・城など　点在するなり

(世界文化遺産1995年登録)

シチリア島の東南部のノート渓谷と呼ばれる一帯にある8つの町、カルタジローネ、ミリテッロ・イン・ヴァル・ディ・カターニア、カターニア、モディカ、ノート、パラッツォーロ・アクレイデ、ラグーザ、シクリの街並みが世界遺産に登録されている。
特に、モディカは街並みはすばらしく、溶けない伝統的なチョコレートが有名。
17世紀の地震により、これらの町は壊滅的な打撃を受けたが、地元の貴族らの働きにより後期バロック様式で統一された建物で再建されたことが世界遺産の登録理由。
・バロック式　彫刻・絵画　総動員　曲面用いて　表現されるなり

(世界文化遺産2002年登録)

石板を積み上げた円錐形の屋根と白塗りの壁、ずっと受け継がれたおとぎの国のような街並み。
・石積みを　剥がしてしまって　家でない　倉庫ですよと　税金逃れ
・アルベロベッロと 交流を深めた 白川村（合掌造り集落）　姉妹都市として　結ばれるなり
・旧市街　トゥルッリの家々　密集し　宿泊体験　現地で可能

(世界文化遺産1996年登録)

「世界一美しい広場」といわれる扇形のカンポ広場を中心に発展した都市国家。
街のシンボル大聖堂（ドゥオーム）はイタリアゴジック建築の代表作。
・カンポ広場　地区対抗の　競馬あり　優勝すると　最高の名誉
・中世の　伝統・街並み　残るなり　ゴシック風の　外観を保つ（12～15世紀）

(世界文化遺産1995年登録)

石灰岩の渓谷に何層にも重なり、密集して現存する洞窟住居で、8世紀から13世紀にかけて130もの教会が築かれた。
・イスラムの　勢力から　逃げてきた　修道僧　洞窟に住み
・サッシ（洞窟住居）の　中心に位置する　マテーラ大聖堂　石造りで　有名な建物（13世紀に建築）

(世界文化遺産1993年登録)

世界一美しい海岸と言われている。海岸線の中で最も大きい街には千年の歴史を誇るアマルフィ大聖堂がそびえている。アマルフィ大聖堂は7回の改修が行われ、バロック、 イスラーム、ゴシック、ビザンチン、ロマネスク様式など、さまざまな建築様式が混在している。
・坂道と　複雑な路地　入り組んで　迷路のような　地中海都市
・この一帯　断崖絶壁　続くなり　「エメラルドの洞窟」　神秘の洞窟

(世界文化遺産1997年登録)

中世の街並みが良く残る街。街の象徴である古代ローマ時代の円形劇場があり、今は野外オペラ開催。
シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」「ベェローナのニ紳士」の舞台となった街。
・ヴェローナ市　ジュリエットの家があり　あのバルコニーも　見られるなり
・ジュリエット像　エルベ広場の　すぐそばなり　左胸触ると　幸運訪れり（ジュリエットの家にて）

(世界文化遺産2000年登録)

丘の上の14の塔がある街で、中世の街並みを残している地区（12～14世紀）。
・丘の上　最も高い（54m）　塔を持つ　ポポロ宮殿　今は美術館
・高い塔　教皇派と皇帝派　競い合い　より高く美しくと　次々と建てり

(世界文化遺産1990年登録)

広場に建つ鐘楼はピサの斜塔として有名。傾いているのはもともとそのエリアの地盤がゆるいから。ここでガリレオの落下実験が行われたといわれているが、ウソとの話も。
・頂上で　傾き加減を　再実感
・一時期　塔の傾き　増加する　防止施して　公開再開（2001年）
・ピサの斜塔　着工直後から　傾くなり　よって予定の　半分の高さに（55m）

(世界文化遺産1987年登録)

シチリア島の北方にY字型に浮ぶ、海底火山活動によって形成された島々で今も噴火する山あり。
・この島は　リゾート地であり　楽園で　海の綺麗さ　イタリア随一
・リーパリ島　宿泊施設　多くあり　日帰りツアーで　他の島々へ
・ヴルカーノ島　入浴施設　泥湯(どろゆ)だよ　硫黄分含み　肌に良いかな

(世界自然遺産2000年登録)

広い分野で活躍した万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチはルネサンス期を代表する芸術家。
「最後の晩餐」の壁画は、キリストが１２弟子の中の１人が裏切ると予言した場面が書かれている。
・教会の　食堂の壁に　描かれり　よって今まで　門外不出
・拝観は　人数制限を　取り入れ　絵画の保存　心がけるなり
・壁全面　描かれた絵画　遠近法　見学する人に　錯覚を起こさせ

(世界文化遺産1980年登録)

シチリア島の都市。ギリシャの植民地だった影響があり「最も偉大なギリシャ都市」とも賞賛。
岩盤に掘った5000以上の墓の遺跡も発掘されている（紀元前13～7世紀）。
・シラクーザ　アルキメデスの　誕生地　風呂でひらめいた　「アルキメデスの原理」（紀元前3世紀）
・シラクーザ　アテネと争うほど　繁栄し　街のあちこちに　ギリシャの遺跡が

(世界文化遺産2005年登録)

王宮はスペインのブルボン家（カルロス7世）によって築かれた建物（大小1200室）。 庭園は全長3kmの水路があり奥には人口滝（高さ150m）がある。
・庭園に　離れた山から　水を引き　谷に架かるは　水道橋（約530m）
・カゼルタ宮殿の　 理想の建物　 ヴェルサイユ宮殿 　バロック風の　建物と庭

(世界文化遺産1997年登録)

中世イタリアの聖フランチェスコの生誕の地でその功績を称えて建てられた聖堂。今は巡礼地。
・建物は　薄いピンクの　石材で　街を彩り　訪問者多し
・聖堂には　画家の手による　フレスコ画　中世美術の　名画の鑑賞

(世界文化遺産2000年登録)

シチリア島のパレルモに残る歴史建造物群と二つの大聖堂。 ノルマン建築様式の代表的遺産の一つで国内最大規模のビザンティン式モザイクがモンレアーレ大聖堂（12世紀建築）に現存。 壁面を覆いつくす金箔のモザイクやロマネスク芸術の回廊などが素晴らしい。
・モンレアーレ大聖堂　モザイク面積　世界一　6000㎡の　大パノラマ
・回廊の　状態良好　モンレアーレ大聖堂　大理石製の　柱が並び

(世界文化遺産2015年登録)

断崖にある「絶景の街」ポルトヴェネーレ。「リヴィエラの真珠」と称されるチンクエ・テッレ。 急な傾斜面にあり九百年以上の生活が美しい景観の中で営まれてきた地域。
・チンクエ・テッレ　五つの村が　散在し　崖に張り付いた　カラフルな街
・ポルトヴェネーレ　カラフルな家　険しい崖　要塞のような　サンピエトロ聖堂（13世紀建設）　

(世界文化遺産1997年登録)

シチリア島にあるギリシャ植民都市の遺跡。「神殿の谷」と呼ばれ七つの神殿遺跡が現存。 パルテノン神殿と同じで全て柱頭に飾りが無くシンプルなドーリア式の柱。
・アーモンド　桜に似た花　冬の頃　神殿の前で　「アーモンド」祭り
・威厳ある　ドーリア式神殿　建てられる　古代地中海の　重要都市（紀元前6世紀頃から）
・カストル・ポリュデウケス神殿　4本の柱　残るのみ　今この街の　象徴になり

(世界文化遺産1997年登録)

初期キリスト教の聖堂や礼拝堂群（5世紀から6世紀）。ビザンチン帝国の古都でモザイクの街。
・色ガラス　色の濃淡　出しながら　色あせないで　残るモザイク画
・サン・ヴィターレ聖堂 　街を代表する　聖堂なり　初期ビザンティン美術の　モザイク画残り（6世紀前半建設）　

(世界文化遺産1996年登録)

ティターノ山の断崖の上にある世界で五番目に小さい独立国。伝説によると聖人マリノがキリスト教の迫害を逃れここに街を作ったのが始まりとされる。
・ナポレオン　配下になるよう　誘いかけ　だけども拒否して　独立を守る（18世紀）
・サンマリノ共和国の 　ティターノ山の　上にある　中世的な 　都市国家
・山頂（標高750ｍ）に　険しい要塞　造るなり　中世の面影　そのまま残り

(世界文化遺産2008年登録)

イタリアで一番美しい噴水公園と称えられている。 ギリシャ・ローマ時代の噴水が500程築かれ、後期ルネサンス期の代表的な庭園もみられる。
・庭園が　山の斜面に　広がりて　イタリア式の　泉・噴水なり
・オルガンの　自動演奏装置の　動力なり　高所から水を　螺旋状に落とし（オルガンの噴水）
・噴水を　題材にして　曲作り　その曲の名は　「エステ荘の噴水」（ハンガリーの作曲家フランツ・リスト）
・「ネットゥーノの噴水」　噴き上げ水量　ダイナミック　以後数多くの　見本となり　

(世界文化遺産2001年登録)

最終氷期終了以降に広がったブナ原生林。ヨーロッパのブナ林のほとんどは伐採されており、数少ない生育地となっている。
・この遺産　もっとも多くの　12か国　国境を越えて　登録される
・ブナの木の　高さ50メートル　樹齢600年　原生林の　アブルッツォ国立公園

(世界文化遺産2017年登録)

アルプス山麓のオーリオ川沿いの渓谷にある岩窟線刻画（紀元前8000年頃から）。
ローマ帝国時代のアルファベットの線刻画も保存。
・イタリアの　世界遺産の　一番目に　数ある中で　登録される
・石器など　用いて描いた　線刻画　農耕・戦争・儀式など　表現するなり

(世界文化遺産1979年登録)

「陸のヴェネチア｣と呼ばれパッラーディオ（建築家16世紀活躍）様式の建物が現存する市街。 この様式はヨーロッパ、北米の建築に影響を与える。
・パッラーディオ　古代ローマの　建築に　美を見出して　独自の様式
・パッラーディオの　建てたヴィッラ（邸宅）　優雅なり　ヴェネト各地に　点在する

(世界文化遺産1994年登録)

綿織物工場主だったクレスピ家が労働者と家族のために学校・教会・住宅・病院・公衆浴場・劇場などをそろえた理想郷。 まさに「ゆりかごから墓場まで」の言葉通りの街｡（19世紀後半）　
・労働者の　生活環境　向上させ　生産性を　上げる取り組み
・学校では　教科書やペン　給食まで　全て会社が　負担するなり
・労働者　無料で使える　温水プール　シャワーも更衣室も　完備され

(世界文化遺産1995年登録)

9km以上の市壁に囲まれた街（15世紀から16世紀）。 初期ルネサンス様式のテラコッタ（素焼き状態）装飾が施された城、宮殿、邸宅が見られる地区。
・数多く　動植物が　生息する　生物多様な　デルタ地帯
・エステ家が　統治した街　フェラーラ　ルネッサンス文化の　中心地の一つ
・エステンセ城　エステ家により　建てられる　レンガ造りで　堀で囲まれ（今一部市役所に・１４世紀後半建築）

(世界文化遺産1995年登録)

神聖ローマ帝国のフリードリヒ2世がイスラム勢力に備えて13世紀半ばに築いた城壁の１つ。　八角形の中庭の周りに八つの八角形の塔。デル・モンテ城はユーロ通貨1セント硬貨の裏面に採用されている。ユーロ硬貨表面のデザインは共通だが、裏面はそれぞれの国が自由に決められるため、裏面を見ればどの国で発行された硬貨かを知ることができる。
・丘の上　ぽつんと立つ　城であり　象徴的に　とにかく八角形
・イスラムの　技術を込めた　デルモンテ城　友好の願い　込められている

(世界文化遺産1996年登録)

ルネサンス建築様式が初めて都市計画に生かされた街造りの手本。
小高い丘の上の小さな街で「トスカーナの小さな宝石」と呼ばれる。
・ピエンツァ市　ローマ教皇（ピウス二世）の　意志により　自分の理想の　街づくりめざす
・道路は　格子状に　区画され　中心には　大聖堂・市庁舎
・ピエンツァ大聖堂　正面の窓・扉　左右対称　ルネサンス特有の　外観美なり

(世界文化遺産1996年登録)

イタリア統一の中心となったサヴォイア家は首都をトリノに定め、その周辺に多くの王宮を建てた。
・イタリアの　パンの一種　グリッシーニ　消化の良い　王子の食べ物
・「トリノ王宮」　カステッロ広場に　建てられる　左右対称　豪華絢爛（16世紀から17世紀に建設）

(世界文化遺産1997年登録)

パドヴァ大学付属の薬草園として始まった植物園（16世紀）。
コペルニクスが学びガリレオが教鞭をとった大学。
・薬草が　世界中から　集められ　効能学ぶ　研究拠点
・ ヨーロッパで 初めての開花　成功する　その花の名は　 なんとヒマワリなり
・園内で　最古の植物　ヤシの木　ゲーテも観察　影響を受け　（「ゲーテのヤシ」と呼ばれる）

(世界文化遺産1997年登録)

モデナの大聖堂はロマネスク様式の傑作｡高さ88mの白大理石の鐘楼であるトッレ・チヴィカがある。 中世イタリアの自由都市における信仰と市民生活との結びつきを伝えている。
・モデナの街　バルサミコ酢の　発祥の地
・モデナ市　こじんまりとした　かわいい町　いろんな様式の　建物が見られ

(世界文化遺産1997年登録)

シチリア島にある古代ローマの別荘（ヴィッラ）。ローマ時代に描かれたモザイク絵画が多く残る。
・部屋の床　ビキニをまとった　女性達　モザイク模様の　貴婦人の間
・権力者　豪奢な別荘　建てるなり　ほぼ部屋の床　覆うモザイク画（古代ローマ時代3〜4世紀）
・このヴィッラ　20世紀頃に　大規模発掘　やっと姿が　見られるようになり

(世界文化遺産1997年登録)

サルデーニャ島にあるヌラーゲ文明が栄えた考古遺跡（紀元前1500年頃より建設）。
・「ヌラーゲ」という　石造りの　塔残る　円錐形で　独特の文化　　
・石積みて　巨大な塔　造り上げ　セメント使わず　風雨に耐える　

(世界文化遺産1997年登録)

古代ローマ時代の遺跡と中世のキリスト教社会の中心であった大聖堂からなる地域。 かつての古代ローマの建造物は石材が持ち去られ１つも残っていないが、モザイク画が大聖堂の土台の下で奇跡的に発見された。
・アクイレイア　古代ローマの　有力都市　滅ぼされたが　地下に遺跡残し（4世紀頃モザイク画)　
・古代ローマの　廃墟の上に　大聖堂（中世）　キリスト教布教の　役割を担う

(世界文化遺産1998年登録)

城壁で囲まれた山間の小さな街。ラファエロの生家にはフレスコ画の代表作「聖母子像」がある。 ドッカーレ宮殿にはルネサンス絵画の傑作が集まり地下には台所やフロ跡が見られ、中庭も美しい。
・ウルビーノ　丘の上の街　文化都市　芸術家集い　ルネサンス開花
・ドゥカーレ宮殿　今「国立マルケ美術館」として　公開され　ラファエロの絵画　「黙っている女」あり

(世界文化遺産1998年登録)

チレント海沿岸から内陸の渓谷まで広がる公園。 古代ギリシャの神殿や遺跡が現存するバエストゥム。南イタリア最大規模の中世の修道院（14世紀）。 先史時代から中世にかけて歴史的な変遷を遂げてきた地域。
・ギリシャから　食料求め　パエストゥムへ　おおいに栄え　神殿残す (紀元前７世紀)
・パドゥーラ　緑の渓谷の　麓の街　バロック様式の　カルトゥジオ修道院あり

(世界文化遺産1998年登録)

ハドリアヌス帝がティヴォリの麓に建てた広大な別荘「ヴィッラ・アドリアーナ」（133年完成）。
・この土地は　豊かな森に　囲まれて　古代ローマから　保養地であった
・ハドリアヌス　ギリシャやエジプトなど　見学し　そこを参考に　再現するなり

(世界文化遺産1999年登録)

エルサレム巡礼ができないキリスト教信者が、聖地巡礼するために15世紀頃から9つの「聖なる山」を丘や林の中に造営した。
・聖堂（礼拝堂）など　内部に見られる　フレスコ画　今も訪れる　多くの信者
・サクロ・モンテ　イタリア語の意味　「聖なる山」　複数になると　「サクリ・モンティ」
・キリスト教の　宗教施設の　一種なり　建物巡り　信仰を深め
・聖書の話　絵や彫刻で　再現され　拝見するため　巡礼の旅に
・最古は　ヴァラッロ・セジアの　聖山なり　エルサレムを再現　故に「新エルサレム」と呼ばれ

(世界文化遺産2003年登録)

なだらかな丘陵が続く一帯にルネサンス期の街並みが点在。
ブドウ畑、糸杉の並木、オリーブ畑、聖堂など牧歌的な田園風景。
・渓谷を　横切る道　巡礼路　当時の街並み　今に残れリ
・オルチャ渓谷の　シンボルと言える　糸杉あり　写真集やカレンダーに　よく取り入れられ（サン・クイーリコ・ドルチャ）
・あちこちに　絶景スポット　点在する　レンタカー使い　ゆっくり見学

(世界文化遺産2004年登録)

イタリアを支配したエトルリア人の遺跡。ローマ帝国の基礎になった文明(紀元前9世紀から後1世紀頃）。
・墳墓では　多くの壁画　見つけられ　当時の暮らし　知る手がかりに
・エトルリア　古代ローマ以前に　存在する　交易で栄え　葬祭技術すぐれ
・古代エルトリア人　死生観・宗教観を　壁画に描く　芸術性高い　モンテロッティ墳墓遺跡

(世界文化遺産2004年登録)

富裕貴族層が住む豪華な館、大邸宅を厳選し登録させ国家の来賓の宿泊地として法で制定。 街には新しい道が造られ「ガリバルディ通り（16世紀）」は当時の繁栄の様子を伝える。
・邸宅を　外から眺め　鑑賞す　優雅な雰囲気　楽しめるなり
・ガリバルディ通り　ジェノヴァの大通りの　一つなり　「王たちの通り」と　呼ばれることも
・豪華な　貴族の邸宅　建ち並ぶ　当時の繁栄　伝えているなり（ガリバルディ通り）

(世界文化遺産2006年登録)

マントヴァとサッビオネータは、イタリアのマントヴァ県に位置する2つの都市。歴史的な街並みルネサンス期の都市、建築、芸術の理念を実践した代表的な理想都市で今も理想は生き続けている。
・船からの　眺め一番　マントヴァの　三方は湖　美しい街 （ゴンザガ家により16世紀創建）
・マントヴァの 　「テジェト」 という地に 　建っている　ゴンザガ家の 離宮　略して「テ」宮殿なり（16世紀）

(世界文化遺産2008年登録)

イタリアのティラーノ（終着・始発駅）とスイスとを結ぶ線。
ルネサンス様式のマドンナ聖堂の建物や自然の美しい風景が見られ目が離せない。
・この路線　高度の技術で　造られる　標高差の克服　難工事なり
・ベルニナ線　高低差1824m　約2時間なり　とても有名な　山岳鉄道

(世界文化遺産2008年登録)

イタリア半島の多くを統治したランゴバルド王国の教会関連施設群。
イタリア国内の7地域の要塞、教会、修道院の建物が登録される。
・漆喰の　女性6体の　彫刻見事　内部装飾も　見ごたえあり
・ロンゴバルド王国　ロンゴバルド族により　建国（568年）され　独特の文化を　発展させるなり

(世界文化遺産2011年登録)

フィレンツェ郊外に造られたメディチ家の12の別荘と2つのイタリア風庭園。
イタリア・ルネッサンスの傑作。15～17世紀頃。
・狩りの時　滞在するのは　別荘なり　当時の貴族の　趣味の一つ
・ガイド付き　別荘・庭園の　案内あり　優雅な生活　さすがメディチ家

(世界文化遺産2013年登録)

シチリア島にあるヨーロッパ最大の活火山で標高は3326m。エトナ火山の活動は、約50万年前海底火山 から始まり、約2700年前から文献に記録されおり、「世界で最も古くから火山活動の記録が残る山の1つ」と言われている。 ギリシャ神話にも登場しており、ノアの大洪水を引き起こしたという説もある。
・溶岩流　溶岩洞窟　造り出す　その数なんと　世界一なり
・世界でも　活動的な火山の　一つなり　今も頻繁に　噴火を起こし

(世界自然遺産2013年登録)

イタリアを代表するワインの名産地。とても美しい葡萄畑の景観が広がる。
葡萄栽培の発展に重要な役割を果たしたグリンザーネ・カヴール城も含まれる。
バローロやバルバレスコといった赤ワインの生産地として有名。
・この地域　ワインを楽しむ　文化あり　グルメツアーに　参加者多し
・最高級　名乗るワインは　「バローロ（イタリア）」　品質保証　厳格に規定

(世界文化遺産2014年登録)

ベネチア共和国（15～17世紀）の防衛施設（ベルガモ、ペスキエーラ・デル・ガルダ、パルマノーヴァの3か所）。ガルダ湖畔の街で湖上に五芒星の形をした防衛施設が残存（ペスキエーラ・デル・ガルダ）。
・外からの　侵攻に備え　築くなり　綺麗な星形　城塞都市（パルマノーヴァ）

(世界自然遺産2017年登録)

イタリア北西部の街イヴレーアはタイプライターや計算機などを製造していたオリベッティ社発祥の地。都市にはオリベッティ社の施設群（コンプレッソ・オリヴェッティ）などが残る。
・同国の　建築家たち　設計する　施設群など　20世紀に
・「イヴレーア」　オレンジ合戦　有名なり　市民が分かれ　ぶつけあう祭り（毎年2月）

(世界文化遺産2018年登録)

スパークリングワインの一種である「プロセッコ」に使われるブドウを栽培する原産地でヴェネツィアの北にある二つの街である。
・山々の　複雑な地形（急斜面など）に　葡萄棚　他では見られない　風景広がり

(世界文化遺産2019年登録)