ドイツ世界遺産ランキング一覧と地図

ゴシック様式の建築物としては世界最大級で高さ157m。1248年起工最終完成まで632年かかった。
・天めざし　石積み上げた　双塔　外見の威容　巨大で神秘
・大聖堂　一時工事が　中断する　宗教革命　財政難で（16世紀）
・そびえる　南側の塔　階段（533段）あり　展望台から　ケルンの市街地

(世界文化遺産1996年登録)

シュプレー川の中洲に5つの博物館や美術館が集まっている地域。
・古代から　近代までの　美術品（遺物）　価値あるものと　高く評価され

(世界文化遺産1999年登録)

美しい古城、古い街並みといった中世以来の景観やライン･ワインのぶどう畑の自然風景。
有名な渓谷に沿ったクルージングで「ロマンティック・ライン」と人は言う。
・水運の　大動脈　ライン川　多くの古城　税関施設
・ライン川で　最も川幅が　狭い流域　ハイネの詩の　ローレライの岩あり（ライン渓谷中流の市、ザンクト・ゴアー）

(世界文化遺産2002年登録)

プロイセン王国の君主たちが築いた（18から19世紀）栄華を伝える宮殿群は自然と調和して芸術的。
・サン・スーシ宮殿　平屋造りで　控えめなり　でも外装・内装　豪華に飾られ
・この宮殿　ポツダム会議　行われ　歴史の舞台　今も残れリ（ツェツィーリエンホーフ宮殿）

(世界文化遺産1990年登録)

広場の市庁舎はヨーロッパの「レンガを用いた美しい景観」の中で代表作となっている。
ロマンチック街道のハイライトで「中世の宝石箱」と呼ばれる旧市街。
・この街を　見守り続ける　ローラント像　自治都市の誇り　象徴するなり
・願いこめ　ロバの前足　なでるなら　なんとその願い　かなうと信じられ（ブレーメンの音楽隊）

(世界文化遺産2004年登録)

バロック建築の様式を代表するヨーロッパでも屈指の宮殿と美しい庭園。
・空襲にも　崩れなかった　吹き抜け天井　世界で一番　フレスコ天井１枚画
・天井は　支柱のない　ドーム構造　当時としては　びっくりぽん設計（18世紀建築家バルタザール・ノイマン）
・凝灰岩　軽くて丈夫　耐久性あり　故に建材に　利用されたり

(世界文化遺産1981年登録)

第2次世界大戦のとき被害を実質的に受けなかった中世の景観が今も残る街。
・ドイツでは　とても幸運な　めずらしい街
・大聖堂　4つの尖塔（約81m）　特徴なり　後期ロマネスク様式の　建造物
・この街は　「バイエルンの真珠」と　称えられ　千年以上の　屈指の古都なり

(世界文化遺産1993年登録)

ドナウ川とレーゲン川の合流する交通の要衝として、特に中世では塩の一大交易地として栄えた自由都市。　シュタットアムホーフと呼ばれるドナウ川の中洲も同時に登録される。
・中州には　慈善病院　作られて　貧しい人を　救済するなり
・現存（ドイツ）する　アーチ型石橋　最古なり　ドナウ川に架かり　十字軍も渡り（13世紀）

(世界文化遺産2006年登録)

アルプスの山麓に立つ牧草地の教会（18世紀中頃）。ロココ様式の内部装飾はヨーロッパ随一。天井画は「天から降ってきた宝石」とも称えられる。
・もらい受けた　キリストの像　涙流す　うわさ聞きつけ　増える巡礼者
・外観との　コントラストが　際立つなり　華麗で繊細　内部装飾　

(世界文化遺産1983年登録)

住宅不足を解消するため鉄・ガラス・コンクリートによる同じ規格の大量の集合住宅群。
・色彩を　多用することで　それぞれの　家の個性を　持たせる工夫
・工業化　進み進んで　住宅足らず　集合住宅の　様式考え（20世紀初頭）

(世界文化遺産2008年登録)

八角形の中心部にドームを頂く構造でローマ帝国皇帝の戴冠式も挙行。カール大帝が埋葬されている。
・｢八」の数　復活の意味　込められて　中世の頃　大きな意味あり
・モザイクが　天井や柱　覆うなり　金を使った　豪華な内部
・壁面に　ステンドグラス　広がるなり　故に「ガラスの礼拝堂」と　称せられることも

(世界文化遺産1978年登録)

1030年コンラート2世が、国で最も栄えていたこの街に四つの塔を持つ大聖堂を建設を命じた。赤い砂岩でできた世界最大のロマネスク様式。
・大聖堂　ドイツ最大の　地下空間あり　そこに眠るは　歴代の皇帝
・修復を　繰り返している　大聖堂　もとの様式　保存しながら

(世界文化遺産1981年登録)

城の豪華な装飾壁柱のある階段室は広く知られている（18世紀）。別邸は鷹狩り用の宮殿として建築。
・40年の　長きにわたり　建設され　ドイツ初めての　ロココ様式（複雑な曲線多用）
・二つの建物　シュロス庭園で　繋がるなり　バロック様式の　風景式庭園

(世界文化遺産1984年登録)

いずれも第2次世界大戦の被害に合い戦後再建。 聖マリア大聖堂には11世紀から12世紀頃の工芸品が数多く残存し青銅製の扉は有名。
・天井画　解体して　保管する　戦災遭わずに　今に残る(聖ミカエル教会)
・聖マリア大聖堂　樹齢千年の　バラ残る　バラの繁茂　街の繁栄に

(世界文化遺産1985年登録)

円形闘技場、モーゼル橋、公共浴場、巨大な城門、皇帝浴場などの古代ローマ遺跡。 ドイツ最古の大聖堂とドイツ最古級のゴシック様式の教会。
・古代から　中世までの　建造物　いずれも優れ　歴史の重さ
・ポルタ・ニグラ　古代ローマ時代の　建築物　ローマ市壁の　城門なり（2世紀末建設）

(世界文化遺産1986年登録)

バルト海に面し、貿易の拠点として栄え、運河で結ばれている港湾都市（12世紀中頃建設）。
・自由都市　軍事弱く　守るため　都市同盟で　安全確保
・旧市街　掘り巡らされた　運河あり　運河周遊　観光の目玉

(世界文化遺産1987年登録)

皇帝ルドヴィーコ3世が建造した「王の門」は良好な状態で当時の様子を伝えている（764年創建）。 前ロマネスク期の建物の中では最重要部類に属する。
・「王の門」　カロリング朝の　建造物　二階建ての　古い楼門
・「王の門」　幾何学模様の　石積みあり　市松や亀甲模様　素敵な門なり

(世界文化遺産1991年登録)

10世紀後半から銀の鉱山により繁栄した古都で、千年間稼動した鉱山は貴重なものである。 銀貨をつくる貨幣鋳造権を持つ街で｢皇帝の宝物庫」と言われている。
・騎士の馬　「ここを掘れ」と　地面打つ　これがきっかけ　銀の産出
・鉱山内　巨大な水車　備えられ　坑道の地下水　汲み上げるなり
・古都ゴスラー　マルクト広場が　中心なり　時計塔（からくり時計付）や　市庁舎（ゴシック様式）あり

(世界文化遺産1992年登録)

厳格な戒律を持ったシトー会の人々が建てた今に残る希少な宗教建築物（12世紀）。へルマン・ヘッセが自伝小説の「車輪の下」で、描いた青春と苦悶の日々は今も受け継がれている。
・今も残る　穀物倉庫や　パン工場　その頃の暮らし　自給自足なり
・贅沢な　聖堂建設・典礼　疑問あり　貴族も支持し　修道院建てる　

(世界文化遺産1993年登録)

二回の世界大戦の被害を受けずに、中世の木造軸組みの街並みを残す。
神聖ローマ帝国の初代皇帝の都で「ドイツ発祥の地」と言われる。
・旧市街　取り壊す話　持ち上がり　平和運動で　話は頓挫
・木組みの家　ロマネスク様式の　建物なり　中世の街　保存されたり

(世界文化遺産1994年登録)

世界遺産の登録で、産業遺産（工場廃墟）としては世界初の例。1873年創建され「鉄の大聖堂」と呼ばれる。
・全工程　見学できる　この施設　他に類のない　銑鉄精錬
・この施設　操業停止後　修復され、「産業博物館」として　運営されるなり（1986年操業停止）

(世界文化遺産1994年登録)

5000万年前の堆積物の中に閉じ込められた化石でメッセルの採石場から出土。
哺乳類、鳥類、爬虫類、魚類、昆虫、植物類などの化石が続々と発掘。保存状態も良好。
・ここの土地　酸素少なく　腐敗はばむ　全身の骨格　残るもの多し
・ヒトとサル　つなぐ最古の　生物（イーダ）か　注目を浴びる　研究成果

(世界自然遺産1995年登録)

ドイツのモダニズム建築や芸術に重要な影響を及ぼしたバウハウス（建築学校）に関連する遺産。バウハウス大学本部棟（ヴァイマール）、親方の家（デッサウ）などが世界遺産。近代建築の四大巨匠のひとり、ヴァルター・グロピウスの後継者ハンネス・マイヤーが設計したデッサウのバルコニー・アクセス・ハウスやベルナウのADGB労働組合学校が新たに認められる。
・この学校で　新しく創られた　建物あり　世界の建築に　影響与えリ
・バウハウス　ヴァイマールで　創設され　その後デッサウへ　引き繋がれ
・グロピウス　初代学長で　中心となり　コンクリートとガラス多用の　斬新な校舎建て（20世紀バウハウス）

(世界文化遺産1996年登録)

宗教改革の中心人物ルターの生誕又は最後の地であるアイスレーベン。
・マルティン・ルター　宗教改革　創始者なり　プロテスタントの　源流を作り
・ドイツ語で　新約聖書　翻訳し　初めて民衆に　開放するなり

(世界文化遺産1996年登録)

ゲーテとシラーらを代表とするドイツ古典主義が花開いた中心地（18世紀末から19世紀初頭）。
・この二人　自作作品　オリジナル　上演した　国民劇場
・ゲーテの家　晩年の頃（約20年間）の　住居あり　バロック様式で　今は記念館

(世界文化遺産1998年登録)

ルター、ゲーテなどの偉人ゆかりの山上の城。中世から続く歴史や芸術の舞台になった貴重な史跡｡
・悪魔に　インクの瓶を　投げつけて　インクの染みが　残る伝説
・「マルティン・ルター」　新約聖書（ラテン語）を　ドイツ語に　今もその部屋　保存されたり（16世紀翻訳ドイツ語発展の基礎）

(世界文化遺産1999年登録)

ドイツ及びヨーロッパ大陸における、最初にして最大級の英国式庭園で、フランツ侯により18世紀後半創設。
・湖と　調和している　庭園　ボート見学　ルソー島あり
・川沿いの　水に恵まれた　庭園なり　建物も多く　野外建築博物館とも

(世界文化遺産2000年登録)

ボーデン湖に浮ぶベネディクト会修道院の文化を残している島。
聖ゲオルク修道院にはライヒェナウの有名な「キリストの奇跡」の壁画がある。
・ナポレオン　修道院を　閉鎖せり　千年続いた　活動も終わり
・ポプラ並木　陸から島への　一本道　この島全体　修道院の島

(世界文化遺産2000年登録)

19世紀初めから20世紀末に鉄と石炭工業で栄えた工業都市。　ルール工業地帯最盛期の第12立抗、コークス工場などの産業遺産が存在し欧州文化首都に選ばれた。
・工場跡　冬はスケート　夏プール　なんと大胆な　活用の仕方
・現在は　エッセン最大の　観光地　ヨーロッパ最大級の　炭鉱として
・第12立坑　二本の足で　支えられ　「世界で最も美しい炭鉱」と　称せられるなり

(世界文化遺産2001年登録)

北部バルト海に面した中世の都市。　ゴシック建築の大聖堂、焼きレンガの壁など歴史的に重要な建造物が残る。
・二つの街　同じ時期に　成立し　ハンザ同盟に　参加するなり
・これらの街　レンガ造りの　特色あり　ゴシック様式の　建造物群

(世界文化遺産2002年登録)

イギリス式庭園を発展させた公園（19世紀から造園開始）。ドイツとポーランド両国に広がる。
・自然物　風景画にして　配置する　イギリス流の　庭園造り
・第二次世界大戦後　公園内に　国境線（ナイセ川）　分割されるも　いずれも風景式庭園に（ドイツ側「ムスカウ公園」）

(世界文化遺産2004年登録)

北海沿岸特有の干潟地域。動植物が非常に多く生息する沿岸地帯として有名。
・この一帯　広い砂浜　海水浴　リラックスできる　観光スポット
・この干潟　潮の満ち引き　繰り返す　地球最大級の　干潟なりけり

(世界自然遺産2009年登録)

壁面全体にガラスと鉄を使い、支柱のない開放的なモダニズム建造物（20世紀初頭・グロピウス作）。
・今もなお　ファグス（ブナの木）靴型　生産され　博物館に　木型が展示
・靴型　以前にては　木製のみ　現在のところ　プラスチック製多し
・ガラス窓 工場内　明るくし 労働環境 　改善するなり

(世界文化遺産2011年登録)

・バイロイト辺境伯の　妻の願いで　建てるなり　ヨーロッパにても　最高級の歌劇場（18世紀に建設）
・ワーグナー（喜劇王）　自分の望む　祝祭劇場建設　辺境伯歌劇場が　その契機となり（19世紀建設）
・内装は　ほとんど当時の　ままであり　バロック様式で　豪華絢爛

(世界文化遺産2012年登録)

ヨーロッパ最大級の丘公園で頂上にはヘラクレス像がある。　その頂上にためられた水をふもとに流して滝や噴水を出現させている。壮大なスケールの水の芸術。
・見学者　流れる水と　丘下り　自信のある人　挑戦してる
・高低差　自然の圧力　大噴水　地上（52ｍ）高く　噴き上がるなり（17世紀建設開始）
・ヨーロッパ　最大級の　丘陵地公園　バロック様式の　技術取り入れ

(世界文化遺産2013年登録)

カロリング朝時代を代表する9世紀に建てられたコルヴァイ修道院。 西面の塔を備えた聖堂の様式は以後の大聖堂のファサード（正面構造）のモデルとなる。
・帝国の　直属である　修道院　芸術面でも　すごく価値あり
・西正面　「ウェスト・ワーク」と　呼ばれるなり　塔や彫刻で飾られ　教会の顔となる

(世界文化遺産2014年登録)

ハンブルグの中心部にある倉庫街でそれぞれが道路・運河・橋梁などで結ばれている商業地区（シュパイヒャーシュタット）。 コントルハウス地区はオフィス街。 チリハウスは斬新なデザインで表現主義の代表作（1923年頃フリッツ・へーガー建設）。
・ハンブルグ　赤レンガ倉庫　立ち並ぶ　貿易都市の　街並み残し
・シュパイヒャーシュタット　エルベ川の中州に　開発され　世界最大級の　複合型倉庫街

(世界文化遺産2015年登録)

20世紀の近代建築運動に多大な影響を及ぼした一人であるル・コルビュジエの作品群。ル・コルビュジエ（1887年 - 1965年）はスイス出身の建築家でパリを拠点に活動した建築家である。世界各地に残る建築作品のうちフランスを中心とする7か国（フランス、 スイス、ベルギー、ドイツ、アルゼンチン、インド、日本)の全17作品の建築群が選ばれ、複数の大陸をまたぐ初の世界遺産となる。
・空中に　浮かんで見える　直方体　非現実な　デザイン取り入れ（ヴァイセンホフ・ジードルングの住宅）
・近代建築の　三大巨匠の　一人なり　今の建築の　基礎を築く「ル・コルビュジエ」

(世界自然遺産2016年登録)

ドイツ南西のバーデン＝ヴュルテンベルク州の2つの谷にある6つの洞窟群。約43000年前の最終氷期頃にヨーロッパに到達した初期人類の生活をいまに伝えている。シュヴァーベンジュラ山脈のホーレ・フェルスの洞窟から後期旧石器時代の最古のヴィーナス像 (約35,000年～40,000年前／高さ6cm・幅が3cm・重さが33g)の彫像が発見される。
・動物（マンモスなど）の　骨や牙から　作られる　小像（ライオンマン）・楽器（フルート）など　多数出土

(世界自然遺産2017年登録)

最終氷期終了以降に広がったブナ原生林。この国の特徴は低地に天然ブナ林が存在することである。ヨーロッパの東部にあり、スロヴァキアとウクライナ、ドイツにまたがる地域は世界最大規模のブナ原生林であるがヨーロッパのブナ林のほとんどは伐採されており、数少ない生育地となっている。
・この遺産　もっとも多くの　12か国　国境を越えて　登録される

(世界文化遺産2007年登録)

ヘーゼビューの近傍に築かれたダーネヴィルケはデーン人の勢力範囲を示すための要塞（土塁）である。ヘーゼビューはヨーロッパ大陸と北欧・北海とバルト海の間の一大交易地として栄える。交易路や建物跡、土塁、共同墓地などが残る。
・バイキング　盛んな頃の　この地域　　解明進む　考古景観
・重要な　発掘物　展示される　遺跡近くの　 ヘーゼビュー・ヴァイキング博物館に

(世界文化遺産2018年登録)

聖ペテロと聖パウロに捧げられた印象的なナウムブルク大聖堂（1028年に建設開始）。後期ロマネスクと初期ゴシックの建築様式で知られている。
・出資者(大聖堂)の　『ウタとエッケハルト（夫妻）』　像となり　ドイツ・ゴシック（彫刻）の　代表作
・ご夫妻に　継承者　存在せず　故に全遺産　建築に捧げ
・大聖堂　4本の塔　特徴なり　内部には傑作　出資者の等身大石像が

(世界文化遺産2018年登録)

エルツ山地はドイツとチェコの国境線となっている山地。ドイツ語で「エルツ」、チェコ語で「クルシュネホリ」で、共に「鉱石」の意味。ドイツのザクセン州で17件登録。エルツ山地（クルスナホリ）は中世期（12世紀）から20世紀まで鉱業（銀・錫・鉛・鉄・コバルトなど）が営まれる。19世紀には世界的なウラン採掘地域となる。
・この地域　欧州有数の　銀産出地　技術革新の　原動力となり（フライベルク付近で銀鉱が発見。特に15世紀から16世紀）

(世界文化遺産2019年登録)

レヒ川とヴェルタハ川の合流点近くに位置し 水力を利用した工業都市。運河水路網や給水塔や機械式ポンプ場、水力発電所など、14世紀から現在に至るまで進化しながら発展する。
・今にても　水管理システム　生きており　エネルギー供給　発展を支え
・水路が　網目のように　巡らされ　故に橋多く　方々で目にする

(世界文化遺産2019年登録)