トルコ世界遺産ランキング一覧と地図

アジアとヨーロッパの東西文明の十字路で、キリスト教とイスラム教が交わり発展した首都。
・尖塔が　印象的な　ブルーモスク　オスマン建築　最高傑作

(世界文化遺産1985年登録)

「妖精の煙突」とも呼ばれる奇妙な岩石群｡きのこのような二つとして同じ形はない奇石群。
蟻の巣のように迷路になった地下都市があり、迫害によって地下にもぐった教会がたくさんある。
・凝灰岩　風化と浸食　繰り返し　不思議な奇岩　自然の産物

(世界複合遺産1985年登録)

黒海と地中海を結ぶ交通の要所で、オスマン帝国の頃、宿場町として栄えた町。
ブドウと石畳と木造の家で演出される雰囲気はかわいいの一言。
・この街は　隊商(ラクダ)で　栄えるなり　鉄道発達で　宿場町衰退

(世界文化遺産1994年登録)

ネムルット山の上部辺りに首の石像、2頭のライオン、ギリシャ・ペルシャ神話の神像などが並ぶ地域。
山頂部は王の墓（紀元前1世紀）だと推測されるが、小石が崩れてくるのを恐れ発掘できず。
・この墳墓　円錐形に　小石積む　謎多くあり　未だ分からず

(世界文化遺産1987年登録)

ギリシャの植民時代～古代ローマ～ローマ帝国時代等に至る大規模な古代都市遺跡。アルテミス神殿（豊穣の神アルテミスを祭る）はアテネのパルテノン神殿の倍近くの驚異的な建造物で古代世界七不思議の一つと賞賛されたが今はまったく原形をとどめていない。またパウロの伝道など原始キリスト教に関った都市でもある。
・この神殿　川の土砂で　埋まるなり　よって長らく　忘れられるなり（1869年発見）

(世界文化遺産2015年登録)

階段状の斜面を石灰を含んだ温水が流れ、沈殿してできた石灰棚。水を湛えた石灰岩は見もの。
・温泉地　集まり栄えた　ヒエラポリス　ローマ時代の人も　温泉治療

(世界複合遺産1988年登録)

オスマン帝国時代に建設されたモスクの一つ（16 世紀）。
トルコで最も美しい、最高傑作のモスクといわれている。
・砲弾が　命中したが　耐えぬいた　修理せずに　おろかさ残す

(世界文化遺産2011年登録)

イスラムとアナトリアの伝統を融合させた様式が特徴（大モスク・13世紀初頭）。
扉口が植物・幾何学文様で飾られているのも特徴。
・病院は　住民のための　慈善事業　

(世界文化遺産1985年登録)

古代リュキアの都市クサントス、その保養地として栄えた街レトーンは、共にリュキア文明の中心地。
ローマ皇帝はリキュアを合併して、ローマ帝国の属州とした。（西暦3年）
・ハーピーとは　ギリシャ神話の　生き物で　上半身女性　下半身鳥なり

(世界文化遺産1988年登録)

丘陵地帯にあるヒッタイト帝国の首都(紀元前17世紀～前13世紀）。
大神殿、スフィンクスの門、ライオンの門、城壁などの遺跡が確認されている。
・この首都で　鉄器の使用　確認され　人類史上　初めてのこと

(世界文化遺産1986年登録)

ホメロス「イーリアス」に出てくるトロイは伝説の都市とされていたが発掘によって実在したことを証明。
・シュリーマン　発掘自体は　大発見　財宝目あて　手荒な掘り方

(世界文化遺産1998年登録)

二つの墳丘からなり人類の定住・農耕生活を明らかにする遺跡群（約9000年前）。
住居跡、壁画などの遺構・遺物が出土。
・家々が　密集していて　道路なし　よって屋根が道（玄関）に　利用されたなり

(世界文化遺産2012年登録)

オスマン帝国最初の首都ブルサを象徴するのはスルタン・メフメット１世の「緑の霊廟」(15世紀)。
ブルサを支えた郊外の村ジュマルクズクにはオスマントルコ時代の街並みが残存。
イスケンデル・ケバブ（ヨーグルトをかけて食べるケバブ）の発祥地であり、温泉地でもある。
・トルコでは　「イェシル」と呼ばれ　聖なる色　一般的には　トルコブルーと

(世界文化遺産2014年登録)

紀元前3～前2世紀に繁栄したペルガモン王国の古代都市遺跡。
ギリシアの影響をうけ、アクロポリスにはアテネ神殿、ゼウスの祭壇や、広場アゴラなどが建設された。
その後ローマ帝国に征服され王国は滅亡するが、街の繁栄は続き、ヨーロッパとアジアをつなぐ要所となる。
・トルコにあった　ゼウス大祭壇　今ベルリンの　ペルガモン博物館で　展示されるなり

(世界文化遺産2014年登録)

ティグリス川上流の盆地に位置する旧市街は古代ローマ植民時代にさかのぼる5.8kmの長大な城壁で囲まれている。
城壁の上にある碑文とレリーフの像も見もの。
・この庭園　ティグリス河の　ほとりにあり　よって土壌　肥沃なりけり

(世界文化遺産2015年登録)

トルコ北東部、アルメニアとの国境近くにあり、古代よりシルクロードの拠点として栄えた都市の遺跡。10世紀頃にはアルメニア王国バグラト朝の首都として、また王国の宗教的中心地として繁栄し、「千と一の教会がある都」とも言われる。キリスト教の大国（ビザンツ帝国）やイスラム教のアッパース朝やセルジューク朝などの支配を受けため、キリスト教とイスラム教とが融合し、文化が多様化した場所でもある。
・城壁に　囲まれている　アニの街　シルクロードの　商業都市

(世界自然遺産2016年登録)

古代ローマ時代に愛と美、豊穣の女神アフロディテに捧げる街として築かれた遺跡群。アフロディーテ神殿（紀元前1世紀）を中心に野外劇場、競技場（約3万人規模）などが連なり、ヘレニズムからローマ時代にかけての文化を伝えている。
・大理石　採石場　近くにあり　彫刻やレリーフ　芸術栄え

(世界自然遺産2017年登録)

ギョベクリ・テペは先土器新石器時代にさかのぼる狩猟採集民の考古遺跡。円形や方形の巨石構造物群・円を描くように並べられているT字型の柱が多く見られる。
・動物が　彫刻された　T字型柱　祭祀儀礼に　用いられたか（紀元前9600～8200年頃）

(世界文化遺産2018年登録)