ベトナム世界遺産ランキング一覧と地図

「ハ」は「降」、「ロン」は「竜」、つまり「降り立つ竜」という意味。ベトナム随一の絶景スポット。
・さまざまな　奇岩が突き出た　無数の島　「海の桂林」と　人は呼ぶなり
・龍の吐く　宝石群が　奇岩に変身　中国軍の　侵攻を防ぐ

(世界自然遺産1994年登録)

ベトナム最後の王朝、グエン王朝の首都の首都として建設された街（1802年建設）。
建物には中国・フランスの様式が入り混じっている。
・霊廟に　立体的な　モザイクあり　陶器・ガラスの　破片使うなり
・城壁に　囲まれている　旧市街　碁盤の目状　方形都市
・城壁と　堀に囲まれた　王宮あり　紫禁城（北京）を　模範にするなり

(世界文化遺産1993年登録)

希少な動植物が原生林の中で生息している地域。
アジア最古のカルスト地帯で鍾乳洞、地下湖などがある。
ベトナム戦争中、フォンニャ洞窟は武器庫・病院に利用され米軍爆撃の標的となった。
・最大の　フォンニャ洞窟　よく知られ　広く大きく　幻想的なり
・雨季（9～11月）には　船での観光　できないかも　水位上昇　洞窟危険

(世界自然遺産2003年登録)

国際交易都市の面影が残る港街で、かつては日本人町や中国人町があった。トゥボン川河口に 土砂が堆積し、大型船が入れなくなったため繁栄止まり、ダナンへ移った。
・二つの町　つなぐ役割　「日本橋」　今も使われ　親しまれり
・江戸時代　朱印船貿易　交流あり　ゆえに日本人街　形成される

(世界文化遺産1999年登録)

ヒンドゥー教の聖地に70を超えるレンガ造りの塔が静かにたたずむ遺跡（7世紀～13世紀）。
・Ｂ52　シンボルの塔に　爆撃し　元の姿　見ることかなわず（ベトナム戦争）
・ベトナムの　中部で栄えた　古代チャンパ王国　チャンパの石碑　謎に包まれ
・遺跡から　発掘された　出土品　「チャム彫刻博物館」（ダナン）に　展示されるなり

(世界文化遺産1999年登録)

タイロンは昇龍の意味で、ハノイの旧称。
ベトナム王朝が都をタイロンに置いたため、各時代の遺跡が重なって発掘された区域。
・首都ハノイ　建都千年　迎えたり　記念大祭　苦難の道のり
・タンロン遺跡　旧ハノイ城跡　大きな城　敷地も広く　歩き甲斐あり
・タンロン城　歴代皇帝　居城する　門や楼閣など　栄華を極め

(世界文化遺産2010年登録)

わずか2代の短命王朝（1400～1407年）。今は高さ8mの正門のみだが、当時は南北約900m、東西約700mの長方形の城塞であった。
・美しい　アーチ状の　城塞　山から切り出し　石板組み立て
・遺跡群　胡朝時代に　建てられる　明の侵攻で　滅亡するなり（わずか7年間）

(世界文化遺産2011年登録)

ベトナム北部を支配したディン朝（968～980年）が都を置いたホアルー古都遺跡。
東南アジア最大規模を誇るバイディン寺などがある。
「ベトナムの桂林」「陸のハロン湾」とも称される自然景観が見られる。
・この一帯　山と湖に　囲まれて　無数の洞窟　点在するなり（カルスト台地）
・岩陰遺跡（先史時代）から　古都ホアルーに　至るまで　人類活動の　痕跡残る
・ベトナムの　国花でもある　蓮の花　バイディン寺を　華麗に彩る

(世界複合遺産2014年登録)