インド世界遺産ランキング一覧と地図

インドのシンボル的建物で総大理石の白亜の霊廟。つまりは嫁の墓。
さらに自分の墓として黒いタージマハルを作ろうとしたが、民衆の反感を買い、息子に幽閉されて断念。
・世界でも　最も美しい　タージマハル　愛する王妃　とむらうために
・皇帝の　愛妃の遺言　守るなり　深い愛情　莫大なお金

(世界文化遺産1983年登録)

すごいのは岩を掘るだけで、巨大な寺院を浮き彫りにしたこと。
仏教・ヒンドゥー教・ジャイナ教の3つの宗教の寺院が共存。
・玄武岩　黒く輝く　荘厳さ　繊細なレリーフ　シバ神に捧ぐ
・僧侶たち　寺院づくりは　ノミとツチ　数世代掛けて　造り上げたり

(世界文化遺産1983年登録)

巨大な岩がゴロゴロした遺跡群。こんな巨大な岩を積んで、こんなにもたくさんの遺跡を作ったことに驚かされる。世界遺産だけど、のんびりのどかな村。
・最盛期　ハンピの人数　五十万人　多くの商人　訪れ栄える
・「ハンピ」とは　ヴィジャヤナガル王国の　王都なり　水道橋やヒンドゥー教寺院　造営される（14世紀から17世紀中頃）

(世界文化遺産1986年登録)

仏教四大聖地の一つ。釈迦が悟りを開いた場所とされる。
・座禅組み　菩提樹の下で　悟るなり　「真理を悟った人」　すなわちブッダとなり(約2500年前）
・「五体投地」　全身投げ出す　修行法　ブッダの悟りに　近づくために

(世界文化遺産2002年登録)

ヒマラヤ山脈を走る鉄道。鉄道ファンは「オモチャの鉄道」と呼ぶ。トンネルは無く急勾配をジグザグに走る。
・専用の　修理工場　備えたり　パーツの作製　鉄道の維持
・高低さ　２０００mの　鉄道なり　駆け足の子供に　追いつかれる速度

(世界文化遺産1999年登録)

種々の民族（ペルシア、トルコ）が行き交う重要な地域であったため、丘陵地帯に堅固な城砦（オアシス都市群）を築く。　城砦内には宮殿や寺院などを備えこの地域を治めていたラージプート族の強大な権力を今に伝える。
・城砦群　川・森・砂漠も　利用する　自然の要塞　高い防御力
・丘の頂上（約180m）　この国最大の砦　チッタウルガル砦　多くの貯水池　「水の砦」と呼ばれ

(世界文化遺産2013年登録)

スーリヤ太陽神を祀る寺院。寺院全体が馬車に見立てられている。
車輪の直径は３メートルもあり、見ごたえ十分。
・この寺院　神様の乗る　馬車であり　太陽と同じ　動きするそうだ
・壁面の　ヒンドゥー彫刻　有名なり　当時の暮らし　生き生き描き（13世紀に建築）

(世界文化遺産1984年登録)

世継ぎが生まれなくて困っていたアクバル王が、占い師に子宝を授かると予言され、実際に子供が生まれたことから、その記念に建てられた。　だが、水不足と猛暑のため たった14年で捨てられた都。
・この都　子宝祈願の　巡礼地　インドの人には　有名な地なり
・ヒンドゥーとイスラームの　建築様式　融合する　他勢力との　融和を目指し（インドでは珍しい建物）

(世界文化遺産1986年登録)

ヒンドゥー教寺院群。男女が交わるエッチな彫刻で有名。
・彫刻群　寺院の壁面　埋め尽くす　古代インドの　性愛の教え
・ミトゥナ（男女交合）像　官能的な　レリーフ群　豊穣祈願　込められており

(世界文化遺産1986年登録)

ストゥーパ（仏塔）とは、仏陀の遺骨を納めたもので、仏像がなかった時代に信仰の対象となっていた。
ストゥーパを飾る美しい彫刻は、ブッダの教えを絵解きする 「石の絵本」 でもあった。
・釈迦の骨　納めたものを　ストゥーパと呼ぶ　世界各地の　原型となりぬ（創建紀元前3世紀）
・インドの　多くを制圧した　アショーカ王　インド最古の　仏塔（ストゥーパ）残し

(世界文化遺産1989年登録)

インド最古のイスラム寺院。高さ72.5mでインドで最も高い塔。
・インド初の　イスラム王朝　始まりて 力と権威の モスクにミナレット
・北インド 制圧記念に 　建てるなり　 イスラームの力　誇示する意味あり

(世界文化遺産1993年登録)

川沿いの絶壁を550mにわたって掘って作られた大小30の仏教寺院。
虎狩りをしていたイギリス士官が逆に虎に追われて逃げこんだ洞窟がアジャンタ石窟の発見につながった。第１０窟にはこの人（ジョン・スミス）の名前が付けられている。
・石窟群　インド仏教　物語る　誕生から　衰退までを
・壁画の中　最高傑作の　｢蓮華手菩薩像｣　法隆寺壁画に　影響を与え

(世界文化遺産1983年登録)

ムガル帝国第2代皇帝フマユーンの遺体を安置した墓（1565年建造）。
タージ・マハルの建設に大きな影響を与えた。
・この建物　外部は優美　赤と白　内部はシンプル　棺のみを置き
・庭園は、ペルシア的な　四分庭園　4つに分けられた　正方形の庭園

(世界文化遺産1993年登録)

・都市計画で　建設された　ジャイプル　ヒンドゥー教、モンゴル、西洋の　思想投影され（18世紀）
・建物は　城壁の色に　合わせるなり　淡紅色に塗られ　別名ピンクシティとも（旧市街）
・繊細で　優美な宮殿　アンベール城　象のタクシーで　入城するなり

(世界文化遺産2019年登録)

ムガール帝国の古都。でかい赤い城。
・城内の　多くの建物　純白なり　白大理石　華麗な造り
・城壁は　赤い砂岩で　できており　イスラム王国の　栄華を伝える

(世界文化遺産1983年登録)

ライオンや象なぞが刻まれた「5つのラタ」と呼ばれる石彫寺院は有名。
石窟寺院から石彫寺院に、それから石造寺院へと推移する過程が見られる。
・花崗岩の　大きな塊　彫刻し　でき上がったのが　石彫寺院なり（7世紀）
・切石を　積んで建立　石造寺院　頂部に半球状の　冠石をのせ（7世紀末から8世紀初め）

(世界文化遺産1984年登録)

ムンバイにある鉄道駅。ゴシック建築様式とインドの伝統的建築の融合。
・この駅舎　宮殿のような　建物で　大英帝国の　権威の象徴(1888年建設）
・建設当初　「ヴィクトリア駅 」と　名付けられる　「ヴィクトリア女王」（イギリス）の　治世にちなみ

(世界文化遺産2004年登録)

インドで最もインドっぽくない場所。ザビエルの遺体が安置されている。
・リスボン（ポルトガル）を　モデルに見立て　街づくり　インドのイメージ　かけ離れたり
・ゴアの街　ポルトガル王国に　征服（1510年）され　ヒンドゥー教寺院から　キリスト教建造物へ　

(世界文化遺産1986年登録)

インドのオールドデリーにある赤い砂岩でできた城塞。タージ・マハルを建てたムガール朝の皇帝「シャー・ジャハーン」によって建てられる。現地語でラール・キラー。
・この城塞　ムガル帝国（皇帝）の　居城なり　別の呼び方　「デリー城」とも

(世界文化遺産2007年登録)

マハラジャであるジャイ・スィン2世が自分の居城につくった天文観測施設（8世紀建造）。
・秒単位　時間を測る　日時計あり　精密・巨大な　天文観測器
・肉眼で　観測できる　天文台　サンスクリット語で　「魔法の仕掛け」

(世界文化遺産2010年登録)

ムンバイ沖の小島エレファンタ島にある。シヴァ信仰の中心地であり、グプタ朝時代に建設が始まったとされる。エレファンタ島に残る多くの彫刻は17世紀に、ポルトガル人が銃の練習の標的として用いられてきたこともあり、多くが破壊されている。
・シヴァ神は　破壊と創造の　最高神　今も強烈な　シヴァ信仰あり
・壁面に　巨大レリーフ　「三面胸像」　シヴァ神の像で　高さ5.7m（石窟寺院第1窟）

(世界文化遺産1987年登録)

数が少ないインドサイ他、トラ、スイギュウなど貴重な動物の生息地。
・インドサイの　世界最大の　生息地　トラについては　保護区の宣言
・サイの角　万能薬として　狙われる　密猟の監視　密猟の撲滅

(世界自然遺産1985年登録)

トラの保護区。他にも貴重な動物が生息する。雨季は閉園する
・この公園　野生動物　保護区なり　双眼鏡（夜間機能付き）で　夜間見学
・ボートでの　マナス川下り　人気あり　ゾウの背に乗り　公園巡りも

(世界自然遺産1985年登録)

絶滅危機品種の鳥たちが生息する、水鳥の楽園。
・希少なる　ソデグロヅルの　越冬地　ラムサール条約で　世界的に保全
・渡り鳥　シベリアや中央アジアから　飛来する　鳥類保護区　遊歩道完備

(世界自然遺産1985年登録)

砲弾型の北方型の寺院と、ピラミッドのような南方型の寺院が混在。
・シバ神の　聖なる乗り物　牛の像（ナンディ）　お参りする人　絶えることなし（ヴィルパークシャー寺院）
・ヴィルパークシャー寺院 パッタダカルで　最大規模　戦勝記念に　王妃建てるなり

(世界文化遺産1987年登録)

南インド最高の本殿（高さ63ｍ）をもつヒンドゥー教の壮大な寺院（1010年頃建設）。
・寺院の壁　腕を広げて　踊る神　破壊と創造の　「シバァ神」なり
・3つの寺院　互いの距離　離れている　ヒンドゥー教寺院の　特徴見られ（タンジャーヴールのブリハディーシュワラ寺院・ガンガイコンダチョーラプラムのブリハディーシュワラ寺院・ダーラースラムにあるアイラーヴァテシュワラ寺院）

(世界文化遺産1987年登録)

世界最大のデルタ地帯にある公園。世界最大規模といわれるマングローブの森。ベンガルトラの生息地（保護区）。
・ベンガルトラ　イノシシなどを　食すなり　生息する数　国内で最多
・マングローブ林　サイクロン（暴風雨）の　防波堤　水生・陸生動物の　すみかにもなり

(世界自然遺産1987年登録)

ナンダ・デヴィ国立公園はヒマラヤ最高峰に位置する公園だが自然保護のため入山禁止。ナンダ！　花の谷国立公園は標高3,500m付近の渓谷・7月がベストシーズンで見学できる。
・花の谷　インドヒマラヤの　秘境なり　希少な高山植物（ブルーポピーなど）の　宝庫といわれ

(世界自然遺産1998年登録)

旧石器時代からの人類が暮らしていた岩絵住居群。
・岩絵には　天然の顔料　用いてる　色鮮やかな　狩猟の様子
・岩絵から　狩猟や採集生活　分かるなり　岩窟で暮らし　岩壁に絵を

(世界文化遺産2003年登録)

インドの伝統的技術によって立てられたイスラム教のモスク。
・職人達（インド）　柱でドーム　支えるなり　石を積み上げる　工法（イスラム様式）知らず
・パーヴァガドゥ丘の　頂上に立つ　「カーリーカマタ寺院」　ヒンドゥー教徒の　巡礼地・聖地なり（カーリー神が祀られている）

(世界文化遺産2004年登録)

インド西海岸にあるヒマヤラよりも古い大きな山脈。この国最後の原生林といわれ多様な植物が見られる。
山脈南部は紅茶（ニルギリ）の産地。
・ここでしか　見ることできない　シシオザル　ライオンのような　たてがみと尾っぽ
・西ガーツ山脈　多くの川の　水源であり　インドの気候に　影響を与え
・滝のそばを　鉄道が走る　観光地　「ドゥードサーガル滝」（高さ約310m）　迫力満点
・一面に　花畑広がる　カース高原　岩盤状の湿原に　ツリフネソウ属の花（9月～10月上旬頃）

(世界自然遺産2012年登録)

壮麗で規模の大きい長方形の階段井戸で、7層で深さ27mにもなる。　11世紀のもので水利建築としても優れている。　王の追想と名声、水不足解消のために女王が建設したと言われている。
・階段井戸　砂に埋もれて　残るなり　壁の彫刻　芸術作品
・グジャラート州で　ラーニー・キ・ヴァーヴは　最古のものなり　規模の面でも　最大級と言われ

(世界文化遺産2014年登録)

ヒマラヤ山脈西部の高山帯（5000m以上）は万年雪で覆われ氷河がある。 ジャコウジカ、ハイイロジュケイなどの希少動物が生息。また被子植物の固有種もとても多い。
・この一帯　多くの大河の　水源なり
・ユーラシアと　インド・オーストラリアプレートが　衝突し　それで隆起して　ヒマラヤ山脈
・この地域　野生動物の　楽園なり　写真・登山・動物好き　ここに集まり
・観光の　ベストシーズン　春と秋　入場制限・事前許可　そこでトレッキングツアーに

(世界自然遺産2014年登録)

20世紀の近代建築運動に多大な影響を及ぼした一人であるル・コルビュジエの作品群。ル・コルビュジエ（1887年 - 1965年）はスイス出身の建築家でパリを拠点に活動した建築家である。世界各地に残る建築作品のうちフランスを中心とする7か国（フランス、 スイス、ベルギー、ドイツ、アルゼンチン、インド、日本)の全17作品の建築群が選ばれ、その結果複数の大陸をまたぐ初の世界遺産となる。
・チャンディーガル ル・コルビュジエらの　計画都市　インドらしからぬ　碁盤の目なり
・ル・コルビュジエが　構想した　都市計画　実際に実現し　「世界で唯一の街」になり
・高等裁判所に　大胆な色　使うなり　多用する色　緑・黄・赤色

(世界自然遺産2016年登録)

ストゥーパ（仏塔）・チャイティヤ（祠堂）・ヴィハーラ（僧院）等の遺跡が残存する北部インド仏教の最重要拠点である(紀元前3～後12世紀)。ブッダがこの地をおとずれ、説法をしたことに由来して、仏教を教えるナーランダ大学（僧院）が5世紀に建設された。場所は、今のインド東部のビハール州ナーランダの街。三蔵法師こと玄奘も、唐からここにやって来て、5年間学び教典を中国に持ち帰る。
・この大学　世界最古の　一つなり　広い敷地に　約一万人
・この大学に　イスラム教徒の　攻撃あり　施設・書籍や仏教徒なくなり　インド仏教衰退（1193年）

(世界自然遺産2016年登録)

公園は、インドのシッキム州とネパール東部の国境にあり、カンチェンジュンガ山（標高8,586mでエベレスト、K2に次ぐ世界第三位）を含む周辺地域を範囲としている。カンチェンジュンガとは、チベット語で「5つの宝庫をもつ偉大な雪山」という意味があり、ダージリンの丘陵上から、その雄大な姿を眼前に眺めることができる。また、この山の標高1220m～頂上の間では森林から氷河まで幅広く見ることができる。先住民にとっては天地開闢（世界が生まれた）の地であり、巡礼地として尊ばれている。
・この山は　地元の人から　大切にされ　聖なる山と　自然崇拝
・ユキヒョウ　絶滅危惧種　保護動物　高山地帯に　生息するなり

(世界複合遺産2016年登録)

15世紀以降イスラム教・ジャイナ教・ヒンドゥー教などの多くの宗教や多様な民族が共存するの古都。スルタンの宮殿にはインドのヒンドゥー建築とペルシアのイスラム建築との融合が見られる。また、英国からの独立運動の転換点である「塩の行進」の出発地である。「塩の行進」とはガンディーが指導したイギリス植民地政府による塩の専売に対する抗議行動。
・この古都に　モスクや寺院　点在する　異文化融合　宗教施設

(世界自然遺産2017年登録)

ムンバイには植民地時代（19世紀から20世紀前半）に建造されたヴィクトリア様式やアール・デコ様式の建造物群が残る。西洋風の様式を持ちながらも、インドの気候や伝統などの要素を取り入れたユニークな建築。
・世界でも　アールデコ建物　多い街　独自の様式　インド・デコと呼び
・ムンバイの　アールデコ遺産　特徴あり　円・直線など　組み合わせ造られ

(世界文化遺産2018年登録)