アルゼンチン世界遺産ランキング一覧と地図

氷河とは、湿った空気が山脈にぶつかり雪を降らし、積もった雪の自重により氷となり、
この氷が後から降る雪によって下流にゆっくりと押し出され、氷の河となるもの。
アウトドア用品メーカーのパタゴニアのロゴとなったフィッツロイ山もこの世界遺産に含まれる。
・湿った空気　アンデス山脈に　ぶつかりて　大量の雪　氷になり流れ

(世界自然遺産1981年登録)

貴重な動植物が生息する広大な森林保護地｡
　世界最大のスケールといわれるイグナス（巨大な水）の滝｡
・滝壷に　間近に迫る　展望台　自然の迫力と　七色の虹

(世界自然遺産1984年登録)

ミナミセミクジラ・マゼランペンギン・ミナミゾウアザラシなど多くの希少動物の繁殖に適した半島。
・地球上に　わずかに残る　この地域　たとえ称さる　「いのちのゆりかご」

(世界自然遺産1999年登録)

イエズス会が築いた建物が集まった地区。
中心にこの国最古のヘスス教会があり、スペイン植民地時代の布教活動のシンボルとなる。
・スペインから　船で運ばれた　書物類　神父を育てる　学校の図書館（この国最古の大学・今のゴルドバ大学）

(世界文化遺産2000年登録)

ピントゥラス川渓谷にある「手の洞窟」遺跡で紀元前550年頃から手形が描かれ始めた。
・洞窟の　壁に左手　押し当てて　上から塗料　吹き(骨のパイプ）付け描く

(世界文化遺産1999年登録)

三畳紀（約2億3000万年前）の地層から世界最古の恐竜や爬虫類の化石が発見され公園となる。
・この地域　月面のような　風景で　岩石砂漠　「月の谷」と呼ぶ

(世界自然遺産2000年登録)

植民地時代の街並みと文化をそのまま残している集落。
南米のグランドキャニオンと称される河川浸食によってできた渓谷もある。
・この一帯　多彩な色合い　見せている　岩の鉱物　「七色の丘」

(世界文化遺産2003年登録)

先住民グアラニー族のキリスト教化のため多くの伝道所を築き平和な理想郷を目指した。
スペイン王によるイエズス会の追放令（1767年)によって伝道所の助け合い生活は崩壊し現在に至る。
・ブラジルと　アルゼンチンに　またがった　伝道用の　集落遺跡

(世界文化遺産1983年登録)

かつてのインカ帝国の道路網で、全長はなんと3万キロで南米西側の壮大な道である。
アンデス山脈周辺のアルゼンチン、チリ、ボリビア、ペルー、エクアドル、コロンビアを貫いている。
・インカ道　首都クスコが　中心なり　軍・税・物資の　流通盛ん

(世界文化遺産2014年登録)

20世紀の近代建築運動に多大な影響を及ぼした一人であるル・コルビュジエの作品群。ル・コルビュジエ(1887年 - 1965年)はスイス出身の建築家でパリを拠点に活動した建築家である。世界各地に残る建築作品のうちフランスを中心とする7か国(フランス、 スイス、ベルギー、ドイツ、アルゼンチン、インド、日本)の全17作品の建築群が選ばれ、その結果複数の大陸をまたぐ初の世界遺産となる。
・クルチェット邸　日除け格子に　工夫あり　映画舞台にも　登場するなり（題名「ル・コルビュジエの家」）

(世界自然遺産2016年登録)

アンデス山脈南部、パタゴニア北部に位置する国立公園。ブナやヒノキなどからなる温帯林が冷涼で湿度の高い地域を占める。パタゴニアの高原には固有種のコリウエ竹が茂る（40～70年に1度、一斉に開花）。
・オポッサム　タケの葉使い　球形の巣　夜行性で　冬眠するなり（有袋類チロエオポッサム）

(世界文化遺産2017年登録)