韓国世界遺産ランキング一覧と地図

韓国最高峰のハルラ山(1950m：休火山）がそびえる火山島で多様な動植物の生息地。
火山湖、噴火口跡（直径600m）、溶岩洞窟など見応えあり！
・洞窟内　旧石器時代の　生活跡　大昔から　人住む証なり
・済州島　朝鮮半島から　切り離され（1万年以上前）　そのことにより　固有種生まれる

(世界自然遺産2007年登録)

新羅王朝は仏教を国の精神的支柱にしようと寺を造る。
現世の親のために仏国寺、前世の親のために石窟庵を造営。
・秀吉が　朝鮮攻め入り　焼きはらい　創建当初の　面影なくなり
・仏国寺・石窟庵　新羅仏教芸術の　傑作なり　国宝でもあり　貴重な仏像

(世界文化遺産1995年登録)

李氏朝鮮時代の城塞遺跡。ソウルから1時間で韓国ドラマのロケ地として有名。
・城郭は　石材・レンガ　一緒に使い　2年以上かけ　築造するなり（18世紀末）
・華城の　周囲約5.7kmに　城壁あり　東西南北には　四大門設け
・非業の死　父の無念を　晴らすため　風水考え　この地に造り（李氏朝鮮第22代国王・正祖）

(世界文化遺産1997年登録)

この国の五大古宮の一つ。李氏朝鮮王朝の政務が行われた王の御所。
文禄・慶長の役の影響で全焼し、1615年に再建される。
・庭園には　多くの「あずまや」　人工池　あふれる自然　伝統美なり
・現存する　宮殿の中でも　貴重なり　当時の面影を　最も残すから　（正門の敦化門や石の錦川橋など）

(世界文化遺産1997年登録)

朝鮮王朝歴代の王と王妃の位牌を安置した霊廟で、初代国王が14世紀末に創建。
・年一度　王族の子孫　位牌出し　先祖をたたえ　音楽と舞
・秀吉の　占領により　焼失す　再建（1608年）されて　霊廟継承

(世界文化遺産1995年登録)

韓国三大寺院の一つ。仏教のお経が約8万枚の木版に書かれた大蔵経板がある。
大蔵教板をモンゴルの攻めから守り、保存するのに建てられたのが海印寺の「大蔵教板殿」。
・この建物　温度・湿度を　保つため　科学的に　設計されたり
・現存する　高麗大蔵経　最も良し　版木（約8万以上）に刻まれ　奇跡の保存状態
・広大な　境内にある　海印寺　その奥に控える　大蔵経板殿

(世界文化遺産1995年登録)

儒教に基ずく最も長い歴史を持つ伝統的な氏族集落（14～15世紀創建）。
今も生活している遺産。
・同じ姓氏　代々受け継ぎ　集まり住む　長子相続　血縁相続
・この村々　背山臨水の　場所にあり　代表的な　両班（氏族・官僚）の　村なり　

(世界文化遺産2010年登録)

新羅千年の都として知られる（935年滅亡）。
歴史的建造物の宝庫で「屋根のない博物館」といわれる。
・新羅の国　石への思い　強くあり　石の仏像に　積石の墓
・南山地区　磨崖仏　残りたり　月城地区　国立慶州博物館あり
・月城地区　東洋最古の　天文台（瞻星台・7世紀）あり　大陵苑地区　新羅王族の　古墳あり

(世界文化遺産2000年登録)

大きな石で造られた墓が、とにかく群集している地域（紀元前千年～前百年頃）。
・石の柱に　石載せた　支石墓　世界にもあるが　朝鮮が最多
・支石墓　支配階級の　墓であり　儀式の際　祭壇に使われ
・支石墓　理解深める　「高敞支石墓博物館」　青磁器時代の　生活再現

(世界文化遺産2000年登録)

朝鮮7代の王の墓が40基ソウル近郊に点在（1408～1966年）。
朝鮮王朝時代の儒教精神が込められた聖なる空間(王墓）。
・丘を背に　南を向いた　王の墓　風水取り入れ　独特の様式
・歴代の　王と王妃が　眠る墓　現在でも　法事行われ　　・韓国で　一番人気の　第4代世宗　ハングルを創り　紙幣（1万ウォン）のモデルに

(世界文化遺産2009年登録)

南漢山城は新羅・文武王時代に築かれた城跡を活用し、朝鮮王朝時代(1624年)に築城されたとされる。
清が李氏朝鮮に侵攻した際、国王「インジョ」が篭城し対抗したことで有名(1636年)。
・城からの　見下ろす眺め　素晴らしい　ソウル自慢の　夜景のスポット
・山城（海抜500ｍ）で　険しい地形　利用する　ソウルを守る　要塞である
・映画の　ロケ地にもなる　南漢山城　ソウルからは　日帰りコース

(世界文化遺産2014年登録)

古代朝鮮百済王国の考古学的な遺跡（4～7世紀）。
武寧王陵をはじめとする王陵群、扶蘇山城、定林寺址、彌勒寺址など。
・東アジア　三国（日本・中国・韓国）間に　交流あり　百済王国の　歴史をしのぶ
・伽藍配置　南から北に　「中門·石塔·金堂·講堂」　一直線に並び　回廊で囲む

(世界文化遺産2015年登録)

朝鮮半島各地の山中に散らばる韓国の伝統的な7つの山寺は聖域に建てられた仏教の僧院（7～9世紀に建造）。通度寺、浮石寺、法住寺、大興寺、鳳停寺、麻谷寺、仙岩寺。
・建物（4つ）に　取り囲まれた　中庭あり　仏教寺院の　特徴なり
・最古（韓国）の　木造建築の　一つなり　その極楽殿（国宝）　鳳停寺（ポンチョンサ）にあり
・韓国で　唯一現存の　五重塔（木造）　その捌相殿（べっそうでん）　「法住寺」にあり
・七つの寺　創建（西暦7－9世紀）以降　継承する　千年以上　仏教文化を　

(世界文化遺産2018年登録)

書院は郷村社会で自主的に設立された私設学校。朝鮮時代(1392～1910)の儒学の学び場だった書院のうち以下の9カ所が登録される。栄州市の紹修書院、咸陽郡の藍渓書院、慶州市の玉山書院、安東市の陶山書院と屛山書院、長城郡の筆巌書院、達城郡の道東書院、論山市の遯巌書院、井邑市の武城書院。
・木造の　自然調和の　建築物　庭園なども　素晴らしいなり
・多くの書院　村から離れた　場所にあり　学問的・宗教的活動の　場所でもある
・韓国で　最も古い　紹修書院　性理学を学ぶ　”韓国最古の学び舎”（1542年建設）
・中国から　性理学を伝えた　アン・ヒャン（安珦）　かれを祀る　祠堂があるなり（紹修書院・ソスソウォン）

(世界文化遺産2019年登録)