ギリシャ世界遺産ランキング一覧と地図

鋭い岩山に建つ荘厳な修道院群。
・切り立った　奇岩の上に　そびえ立つ　眩くもある　修道院
・海底で　堆積した砂岩　隆起する　浸食されて　今の地形に
・俗世との　関わりを断つ　いい地形　祈りと瞑想に　生きる修道士

(世界複合遺産1988年登録)

アクロポリスとは神殿や砦が築かれた高い丘という意味。古代ギリシャを代表する都市国家。
・見上げれば　白亜の神殿　パルテノン　アテネの守護神　祀られている
・アクロポリスの　中心に立つ　パルテノン神殿　巨大な石灰岩上に　建設され（紀元前438年に完成）
・ドーリア式の　石柱並ぶ　パルテノン神殿　アテネ市街　一望できる

(世界文化遺産1987年登録)

聖ヨハネを記念して建てられた城壁に囲まれた修道院（11世紀末）。ギリシャ正教の重要な巡礼地。
・聖ヨハネ　洞窟の中で　神の声　黙示録を　書けとばかりに
・パトモス島の　丘の上に立つ　聖ヨハネ（神学者）修道院　敵から守るため　要塞化され
・聖ヨハネ　丘の洞窟に　流刑され　ここで神の啓示受け　「福音書」と「黙示録」執筆したとされ

(世界文化遺産1999年登録)

ドイツ考古学者シュリーマンが「トロイ戦争に登場する伝説の都市」が実際に存在したことを証明。
・夢を持ち　大大発見　ロマンあり　ギリシャよりも　古いミケーネ
・墳墓から　黄金マスク　発見され　黄金の都（ミケーネ）の　実在を証明（紀元前16～前12世紀頃栄えたミケーネ文明）

(世界文化遺産1999年登録)

世界の七不思議の一つ「ロドス島の巨像」が存在したことでも知られている。
聖ヨハネ騎士団が築いた城塞の「自由の門」を入ると中世期の街並みがぱっと広がる。
・街並みは　玉石敷きの　通りあり　最も人気の　観光スポット
・ロドス島　オスマン帝国に　支配され　聖ヨハネ騎士団　島を離れ（16世紀）

(世界文化遺産1988年登録)

ギリシャ神話時代の聖地の一つ。
都市国家間で結成されたデロス同盟（アテネを盟主とするギリシャ連合）の中心地。
紀元前1世紀、島ごと捨てられ島全体が都市遺跡となる。
・アポロン（太陽の神）の　聖域守る　ライオン像　全てレプリカ　五体並ぶなり

(世界文化遺産1990年登録)

アポロンの神託（神のお告げ）が行われた聖域として、また世界の中心「大地のへそ」として有名な遺跡｡
・王や市民　予知能力に　期待して　お告げを受けに　訪れるなり
・地下（アポロン神殿）から　「大地のヘソ」という石　発見され　巫女が神託を　受ける場所なり（聖石はデルフィ考古学博物館に）
・デルフィ　聖地の中の　聖地なり　古代ギリシャの　アポロン（太陽神）の聖地

(世界文化遺産1987年登録)

ローマ帝国及び東ローマ（ビザンチン）帝国の時代の建築物とそこに描かれたモザイクが評価された世界遺産。　テッサロニーキは、ローマ帝国時代に国際都市としてさかえた街。
・レンガ積み　ビザンチン時代の　建物あり　奇跡的にも　よくぞ残れリ
・「アギオス・ディミトリオス聖堂」　ギリシャ正教会の　教会堂　ギリシャ最大の　バシリカ式教会（創建は5世紀中期から後期）

(世界文化遺産1988年登録)

山中にある5世紀半頃建設された神殿。数々のギリシャ建築様式が１つになっている点が優れている。
・神殿に　残る柱頭　コリント式　現存最古　価値ある遺跡
・三つの　ギリシャ建築様式　混じるなり　とても珍しい　異例な建物（ドーリア式、イオニア式、コリント式）

(世界文化遺産1986年登録)

アトス山（2033ｍ）は「聖なる山」と呼ぶ聖域で、聖母マリア様の土地という伝承がある。
正教会のメッカでギリシャ政府の権限が及ばない。各国の正教会があり女人禁制で入国許可書がいる。
・動物の　メスといえども　入れない　修道士による　自治共和国なり
・修道士　自給自足で　生活する　船以外では　行けない聖域
・アトス半島の　先端にそびえる　アトス山（標高2033m）　山周辺には　数十の修道院が

(世界複合遺産1988年登録)

サロニカ湾に面した古代ギリシャの都市。医療の聖地として知られていた。
ギリシャで最も保存状態の良い劇場跡があり、14000人収容できる。紀元前4世紀から今も健在。
・神話では　アポロの息子　生誕地　その名はなんと　アスクレピオス
・医神である　「アスクレピオス」の　聖域なり　故に治療に　人々集まり
・劇場の　ステージ中央に　丸い石　コイン落とすと　音全体に

(世界文化遺産1988年登録)

「幻の都」とも呼ばれ、ビザンチン時代後期の城塞都市のゴーストタウンが保存されている。
・石造り　家屋の廃嘘　素晴らしい　山の斜面に　修道院建つ
・斜面に　城塞・王宮・教会エリアに　分かれるなり　いずれの地域も　城壁に囲まれ

(世界文化遺産1989年登録)

オリンピック発祥の地（776年から）。ゼウス神に捧げる祭典競技として行われた。 近代オリンピックの聖火はヘラ神殿にて古式にのっとり採火される。
・オリンピア　発掘物から　生き生きと　躍動するは　人体の美
・競技者は　自由都市の　男子のみ　見学するのも　男子のみなり（古代オリンピック）

(世界文化遺産1989年登録)

ビザンチン中期時代に建築された修道院。 ギリシャ共和国で11世紀に作成されたモザイクを今に残すものはこの三つの修道院以外にはない。
・モザイク画　聖書の教え　広げるため　描くことも　修行の一つ
・東エーゲ海の　ヒオス島にある　ネア・モニ修道院　至る所に　モザイク装飾

(世界文化遺産1990年登録)

紀元前6世紀後半に栄えたサモスという都市国家の遺跡。 ピュタゴリオンには古代ギリシャ・ローマ時代の建築物が残る。数学者ピタゴラスを輩出した街。
・女神ヘラ　生まれた場所は　サモス島　ギリシャ神話　今に伝える
・ヘラ神殿　災害、戦火で　破壊され　一本の円柱　今は目印となり
・数学者　ピタゴラスを　輩出する　故に街の名　「ピタゴリオ」に（20世紀）

(世界文化遺産1992年登録)

モザイクの装飾のある宮殿跡らしき遺跡や古墳群が発見される。
べラに遷都（紀元前5世紀末）されるまでの古代マケドニアの首都として栄える。
・この遺跡　古代マケドニアの　文化を伝え　黄金の品々　繁栄を物語る
・エゲの街　マケドニア式の　墳墓あり　王家の骨箱　副葬品・壁画出現

(世界文化遺産1996年登録)

ベネチアの植民都市の影響のため今もイタリア風の建造物が残る。
「アドリア海の鍵」と呼ばれ、死守するために要塞を築いた（16世紀）。
・旧市街　城塞の中に　発展し　道は入り組み　敷石の街
・「コルフ」とは　ケルキラ島にある　街なり　ベネチア時代の　要塞残り

(世界文化遺産2007年登録)

アレクサンドロス大王の父フィリッポス2世が築いた古代都市で紀元前356年創建である。ローマとビザンチウム（現在のイスタンブール）を結ぶエグナティア街道上に位置し、欧州とアジアを結ぶ重要な要塞として繁栄する。広場、劇場、ラテン語の碑文など古代ローマの遺跡が残存している。カエサルを暗殺したブルートゥスが自殺に追い込まれたフィリッピの戦い（紀元前42年）の舞台でもあり、1世紀以後はキリスト教布教の拠点となる。
・使徒パウロ　キリスト教を　伝道す　以後建てられる　多くの聖堂
・使徒パウロ　新約聖書に　記されている　伝道のため　訪れたことが

(世界自然遺産2016年登録)