イギリス世界遺産ランキング一覧と地図

ビッグベンの愛称で知られる時計塔は、未だに手動ゼンマイ式。時計盤は直径７M。 学校のチャイム「キンコンカンコーン」は、ウェストミンスターの鐘と呼ばれ、ビッグベンが奏でる音が起源。 ウェストミンスター宮殿は国会議事堂と最高裁判所を兼ねている。
・この寺院　王室行事　行われ　戴冠式も　その一つなり
・聖マーガレット教会　フランドル製　ステンドグラスあり　「ウィンストン・チャーチル」（イギリス首相）も　ここで挙式

(世界文化遺産1987年登録)

要塞兼宮殿として建造された中世の城塞。今もイギリス王室が使用。
歴史上は多くの人が処刑された監獄。世界最大級のカット･ダイヤモンド｢カリナン」がここに有る。
・ロンドン塔　ワタリガラスが　飼育され　いなくなると　英国崩壊　（伝説）
・テムズ川の　岸辺に建つ　城砦なり　正式名称は　「女王陛下の宮殿にして要塞」

(世界文化遺産1988年登録)

この島の付近は、船や飛行機が突然、何の痕跡も残さず消える魔の海域とされる。 要塞は17世紀～20世紀の軍事技術の発展を示している。
・遭難者が　たまたま見つけ　住む街に　イギリス初期の　植民地都市　（セント・ジョージ：1612年建設）
・石灰岩で　造られた家々　白亜の壁　美しい街並み　多くの要塞

(世界文化遺産2000年登録)

中世の要塞都市の旧市街と18世紀以降の新市街との新旧のバランスのとれた美しい街並み。
・新市街　土地を造成　街づくり　道幅広く　緑地帯もあり
・人口が　飽和状態　旧市街（城壁内）　よって新市街の　建設決める
・中世の　街並みが残る　旧市街　エディンバラ城　堂々とそびえ

(世界文化遺産1995年登録)

先史時代の巨石建造物群。これらの遺跡群は互いに30km離れている。
・遺跡群　建造目的　確定せず
・サークル状に　並べられている　巨石群　4000年以上前に　建てられたか

(世界文化遺産1986年登録)

Ｕ字谷や氷河湖などの氷河地形や草原が広がり、「英国一」とも称される風光明媚な地域。景勝が詩や絵画に大きな影響を与える。ワーズワース（この地で生まれ育った詩人）が住んでいたグラスミアや、ポター（ピーター・ ラビットの作者）が半生を過ごしたニア・ソーリーなどの有名な地域が含まれる。
・中世の　面影残る　ウィンダミア湖畔　遊覧船で　クルーズ体験
・湖水地方の　「王冠の宝石」と　称される　ウィンダミア湖北端の　アンブルサイド

(世界自然遺産2017年登録)

ローマ帝国支配下、温泉場として繁栄した街。
・この地は　英国唯一の　温泉地　古代ローマ人　保養地造り（1世紀頃繁栄）
・温泉場　今も昔も　社交の場

(世界文化遺産1987年登録)

18世紀中頃、宮殿併設の庭園として始まり、今では世界で最も有名な植物園。　生きた植物の世界最大のコレクションがある。また、その膨大な資料を保管し生かしている。
・植民地　拡大につれて　増加した　世界各地の　貴重な植物
・イギリスの　庭園と言えば　薔薇であり　「ローズガーデン」　6月頃ピーク
・外観が　曲線的な　「パームハウス」（温室）　造船技術　取り入れ造る

(世界文化遺産2003年登録)

貿易港として発展した海港都市。ザ・ビートルズの誕生の地。アフリカの黒人を買付け、売り飛ばすという奴隷貿易で富を集め、急速に発展した。
・砂糖・綿　新大陸から　輸入する　そのための商品　黒人奴隷
・リヴァプール　海洋交易の　拠点なり　大英帝国絶頂期の　姿を伝える

(世界文化遺産2004年登録)

ヨーロッパで最も精巧なノルマン様式の建築物。グラム大聖堂は映画「ハリー・ポッター」に登場。
・崖の上　向かい合って　建っている　グラム城と　大聖堂
・ダラム城（イングランド王国）　スコットランド王国を　威圧する　その為に建てる　境界線近くに

(世界文化遺産1986年登録)

イギリス産業革命における鉄と石で建造された傑作。石炭などを運ぶための全長18kmに及ぶ運河。 高さ37mの渓谷をまたいで水路橋をつくり、運河と運河とをつなぐことに成功。
・現在は　小型の船で　クルージング　ゆっくり進み　風景楽しむ
・水道橋（1805年に完成）　長くて高く　イギリス最大　運河船通り　歩行者も渡り

(世界文化遺産2009年登録)

北アイルランドの火山活動で生まれた無数の石柱群が連なる地域。このような石柱は、日本では玄武洞（兵庫県豊岡市）で「柱状節理」が見られ、東尋坊（福井県／安山岩）もよく知られている。
・ほとんどの　石柱は　六角形　溶岩冷えて　玄武岩の群れ

(世界自然遺産1986年登録)

イギリス海峡にある153kmにわたる海岸。　中生代にあたるジュラ紀、白亜紀の断崖で、2億5千万年もの前の恐竜の生きていた地層が露出。
・爬虫類の　化石見つかり　進化知る　びっしり残る　アンモナイト
・海岸の　地層に群がる　多くの人　化石の採集　アンモナイトなど

(世界自然遺産2001年登録)

イギリスを代表する教会の１つでイギリス国教会の総本山であるカンタベリー大聖堂。　内部はゴシック建築の特徴が見られ巡礼者も多く訪れる。
・巡礼の　様子を記した　「カンタベリー物語」　チョ－サー作の　物語集なり
・「聖マーティン教会」　現役の教会で　イギリス最古　同所を起点に　布教活動

(世界文化遺産1988年登録)

水運と結びついた港町であると同時にグリニッジ天文台がある都市で経度が０度である。　天文台をグリニッジ子午線が通っており、かつてはグリニッジ標準時として世界で用いられていた。
・子午線が　石畳の上　一直線　東経・西経の　境界線
・イギリスを　支え続けた　港町　大航海時代の　栄光の舞台

(世界文化遺産1997年登録)

スコットランド中部のフォース湾に架かるフォース橋。1890年に開通した鉄道橋で全長約2500m。 橋梁建築史上画期的な橋の一つで「鋼鉄の怪物」と呼ばれている。カンチレバーという構造。錆び易いためペンキを塗るメンテナンスは欠かせない。
・現在も　使用されてる　フォース橋　「鋼鉄」を用いて　頑丈になり
・スコットランドの　強風にも　耐える橋　行き交う電車　1日二百本ほど

(世界文化遺産2015年登録)

イベリア半島の南端にあるジブラルタルはイギリスの海外領土で、欧州とアフリカを隔てるジブラルタル海峡に位置している。そこはロック・オブ・ジブラルタル（高さ426m）と呼ばれる半島になっており、多くの洞窟（約200）が存在する。その中のゴーラムの洞窟からは12万5千年以上前のネアンデルタール人の生活跡が発掘される。植物と動物の遺物から、ネアンデルタール人たちの食生活が推察される。
・岬をなす　一枚岩の　石灰岩　雨水で溶け　洞窟誕生
・ゴーラム洞窟　ザ・ロックの　東側　険しい斜面の　海面近くに

(世界自然遺産2016年登録)

「偉大な英国人」の1位となったチャーチル（第二次世界大戦時の首相）の生家。　チャーチルの先祖がブレナムの戦いの戦功により当時のアン女王から贈られた宮殿。
・広大な　芝生・湖　見ごたえあり　宮殿囲む　庭園広がり
・ブレナム宮殿　バロック様式の　代表なり　豪華な装飾　曲線と曲面使い

(世界文化遺産1987年登録)

美しく素晴らしい景色だけでなく、産業革命の始まった歴史的に重要な場所。正式名称はコールブルックデール橋で全長約60m、1779年に完成した。
・渓谷に　建造された　アイアンブリッジ　産業時代の　シンボルの橋
・アーチ型　世界最古の　鉄橋なり　洪水にも耐え　今は人のみ通行
・周辺は　鉄製品の　原料あり　ゆえに鉄鋼業で　栄える街に

(世界文化遺産1986年登録)

紀元前3000年頃のオークニー諸島最大のメインランド島にある新石器時代の遺跡。
・この遺跡　新石器時代の　定住跡　巨大な墓所と　環状列石
・この島の　羨道墳（せんどうふん）　「メイズハウ」　玄室（遺体がある部屋）への　狭い羨道（通路）あり

(世界文化遺産1999年登録)

イングランド王がウェールズ公国を征服した後建設した四つの城からなる軍事要塞。 イギリス国王の第一王位継承者の称号（プリンス・オブ・ウェールズ）にゆかりあるカーナボォン城は訪れる人多し。
・ウェールズの　反抗おそれ　建設す
・ビューマリス城　ウェールズ遠征の　拠点なり　二重環状城壁　軍事要塞（1320年資金不足で未完成・アングルシー島）

(世界文化遺産1986年登録)

スコットランドの無人島で諸島全域が世界遺産で断崖絶壁も有名。
コシジロウミツバメの繁殖地としてはこの国最大級。
・年間の　上陸数　制限あり　世界遺産を　保護する努力
・セント・キルダ　世界最大の　繁殖地なり　重要な海鳥　シロカツオドリ

(世界複合遺産1986年登録)

綿紡績工場（1786年から1968年）や村の労働者住居群、産業施設などの取り壊しを防ぎ修繕される。
・労働者の　待遇改善　推し進め　実績をあげた　ロバート・オウエン
・ニューラナーク　クライド川沿いの　村であり　工場の機械　水車の力で
・工場を　中心とした　オーウェンの夢　労働者の　理想の街なり

(世界文化遺産2001年登録)

かつては多くの修道士が祈ったシトー会の修道院跡。ウオーターガーデンは18世紀としては最重要級。
・何代も　造り広げた　大庭園　公園として　残る自然の美
・公園内で　最古の建物　粉挽き場　シトー会士が　建てたものなり

(世界文化遺産1986年登録)

エア川とリーズ・リヴァプール運河の流域にあるヴィクトリア時代のモデル村。 労働者（織物工業）の住まいが残る小さな街、働く人が保護される街。
・病院や　公民館も　完備され　働く者の　理想の都市なり
・実業者　タイタス・ソルトによって　街造り　何もない土地に　碁盤の目に（1853年)

(世界文化遺産2001年登録)

水車を動力源とするため川沿いに設置された綿紡績の工場群。産業革命の最も初期の工場群。
・新しく　労働者階級　生まれたり　勤務時間に　合わせて出勤
・アークライト卿　水力紡績機　発明（1769年）する　工場も建てられ　一大工業地帯に

(世界文化遺産2001年登録)

1788年から始まる製鉄業で成長した街並み。遺構の一部が国立石炭博物館となり観光名所。
・炭鉱も　製鉄業も　終焉し　街は衰退　失業者増
・炭坑　 閉山のあと　博物館　鉱夫に扮して　坑道見学　（ビッグ・ピット国立石炭博物館1983年）

(世界文化遺産2000年登録)

ローマに服従しない北方諸民族の侵入を防ぐためスコットランドとの境に築いた土塁。 皇帝のハドリアヌスが建設を命じたことからハドリアヌスの長城と呼ばれる。 年月と風雨にさらされ一部が残っている（2世紀・約118km）。スコットランドの中央部にはアントニヌス帝が作ったアントニヌスの長城がある。
・この地まで　ローマ帝国　広がりたり　最も栄えた　極限示す

(世界文化遺産1987年登録)

南太平洋に浮ぶ珊瑚礁の島で無人の孤島。周囲は岩礁で取り囲まれている。
・手つかずの　自然が残る　無人島　島の固有種　進化の生態
・無人島　「絶海の孤島」　ヘンダーソン島　塩の流れで　ゴミの宝庫に

(世界自然遺産1988年登録)

南大西洋にある火山島で最高峰はエディンバラ山で910m。気象観測の職員はいるが無人のゴフ島。
・荒波と　断崖絶壁　近寄れず　野生の海鳥　独特の自然。
・インアクセシブル島　「近寄りがたい島」の　意味があり　その名の通り　断崖絶壁なり

(世界自然遺産1995年登録)

銅とすずの一大生産地で、地中深くの鉱脈採掘に関わって築かれた鉱山景観。
・廃坑あと　自然の中に　溶け込んで　絵になる姿　かつての繁栄
・この一帯　鉱山や鋳造所など　残るなり　産業革命に　貢献した証

(世界文化遺産2006年登録)

マンチェスター大学に属する電波天文台。　口径76mの可動大型電波望遠鏡を備える（1957年に完成）。　開発者の物理学者バーナード・ラヴェル博士の名からラヴェル望遠鏡とも呼ばれる。
・幾度かの　改良を経る　この望遠鏡　現在にも　可動するなり
・この天文台　光学から電波へと　移行する　その移行段階を　示すものなり

(世界文化遺産2019年登録)